最先端のオーディオプレーヤー Amazon Echo Dot ウィズ HEDD アクティブスピーカー
スマートスピーカーと呼ばれるジャンルの製品の中でもオーディオプレーヤーの可能性として Amazon Echo Dot に注目しています。
アマゾンプライム会員向けの特典として音楽ストリーミングサービスである Prime Music が無料で利用できますが、Amazon Echo シリーズでも Prime Music や有償サービスの Amazon Music Unlimited を利用できる点が Echo Dot に注目する理由の一つです。
先進の高音質アクティブスピーカー HEDD Type 05 と Amazon Echo Dot
最先端＆高音質オーディオシステムをシンプル構成で構築できます
「アレクサ、GReeeeNの『キセキ』をかけて」
アマゾンのヘルプにもあるように「アレクサ、GReeeeNの『キセキ』をかけて」と声をかけるだけで再生が始まるなんて夢のようです。
実際に試してみたところ、すんなりと再生してくれました。曲のリクエストだけでなく音量コントロールや再生コントロール（停止、再開、次の曲など）も音声で指示できてしまいます。
曲名を具体的に指示しなくても「アレクサ、リラックスできるプレイリストかけて」のような曖昧な注文にも応えてくれますし、「アレクサ、この曲何？」といった問いにも応えてくれます。※ヘルプの”音楽を聴く”を見るとどんなことができるかわかります。
今ではスマホやタブレットを賢いリモコンとして使う方法が先進的で快適な音楽再生の操作方法とされていますが、Amazon Echo Dot は更にその先を行く先進性と言えます。
スマートスピーカー内蔵のスピーカーで聴くのはもったいない
”スマートスピーカー”がスマートなのはAI機能の部分。決して内蔵スピーカーが高性能な訳ではありません。Amazon Echo Dot の音質は褒められたものではありませんし、他社を含めた上位機種も然りです。
Prime Music が配信する音源は非可逆圧縮ながら PC -> DAC -> スピーカー（HEDD Type 20等）で聴いても満足できるレベルに達していますから、スマートスピーカー内蔵のスピーカーでは力不足です。
スマートスピーカーの音質をスマートに
”スマート”と言うからには少なくとも音楽再生時は最終的に耳に届く音質もスマートにしたいもの。Amazon Echo Dot や Amazon Echo などにはアナログ音声出力端子があるのでオーディオシステムに接続できます。手持ちのオーディオシステムに外部入力端子があれば、オーディオシステムのスピーカーで聴くことをおすすめします。また、スマートスピーカー内蔵のスピーカーを使わないのであれば、Amazon Echo よりもコンパクトで安価な Amazon Echo Dot のほうが良い選択かと思います。
HEDD等のアクティブスピーカーと相性抜群
音声指示だけで再生コントロールできる Echo Dot は、高性能なアクティブスピーカーと接続するのがシンプルで相応しい組み合わせと言えますが注意したい点も。
Echo Dot の音声出力端子はスマホのイヤホン端子同様のステレオミニで民生機では一般的なアンバランス出力です。本格的なアクティブスピーカーの多くは業務機標準のバランス入力ですから特殊なケーブルを用意する必要があります。
その点、HEDD アクティブスピーカーはバランス入力に加えてアンバランス入力も備わっているので接続が容易です。
HEDD Type 07 のリアパネル：中央にアンバランス(RCA)とバランス(XLR)入力端子が。
また、HEDD をはじめとするアクティブスピーカーの多くはボリュームがリアパネルに付いている（あるいはボリュームが付いていない）ので、どうしてもボリュームコントローラーが欲しくなります。※HEDD など本格的なアクティブスピーカーのボリュームは音量の基準を設定するためのもので、通常操作の音量調整のためのものではありません。
Amazon Echo Dot は本体上部に音量アップ／ダウンのボタンがついていて音量調整できるので、アクティブスピーカー接続には重宝します。
※声で音量操作もできますが、ボタン操作のほうが良い場合も多々あります。できればアップダウンボタンではなく、クルクル回す回転型のコントローラーのほうが有難いのですが。折角、丸い形をしているので外周を回して音量調整できると良いのにと感じました。
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